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令和5年度自己評価・園関係者評価について

 

1.教育・保育の基本方針

問1 園の教育・保育目標や方針をわかりやすく伝えている。

よい 81%

まあまあよい

18%

少し不十分

1%

不十分

0% 無答 0%

問2 保育者が連携協力して、教育・保育に取り組んでいる。

よい 82% まあまあよい 18%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 0%

2.教育・保育内容、支援方法

問1 あいさつや基本的な生活習慣が身に付くように努めている。

よい 89% まあまあよい 11%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 0%

問2 子どもの自発的な行動・活動を援助している。

よい 86% まあまあよい 13%

少し不十分

1% 不十分 0% 無答 1%

問3 子ども一人一人のよさや可能性を大切にし、適切な指導をしようと努めている。

よい 87% まあまあよい 11%

少し不十分

1% 不十分 0% 無答 1%

問4 してはいけないこと等、ルールを守る態度を育てようとしている。

よい 87% まあまあよい 13%

少し不十分

0%

不十分

0% 無答 0%

問5 温かい雰囲気や言葉遣いで子どもたちに接している。

よい 90% まあまあよい 10%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 0%

3.行事

問1 行事の種類や回数、日程は適切である。

よい 70% まあまあよい 27%

少し不十分

3% 不十分 0% 無答 0%

問2 育ちの上で必要な行事があり、子どもが楽しんで行事に参加している

よい 89% まあまあよい 11%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 0%

4.保健・安全、環境整備

問1 子どもが園内で安心して生活できるように清潔にし、環境整備に努めている。

よい 85% まあまあよい 13%

少し不十分

1% 不十分 1% 無答 0%

問2 地震、火災、不審者等危機管理に関する訓練や対策を行っている。

よい 93% まあまあよい 7%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 0%

問3 子どもにとって楽しんで遊べる環境の工夫をしている。

よい 86% まあまあよい 11%

少し不十分

1% 不十分 0% 無答 2%

問4 保健だよりや連絡版等を通して、衛生管理や感染症対策を分かりやすく伝えている。

よい 89% まあまあよい 10%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%

5.給食

問1 栄養面、見た目、味付け、素材等に配慮したり、季節に合ったメニューを取り入れたりする等工夫している。

よい 85% まあまあよい 13%

少し不十分

1% 不十分 0% 無答 1%

問2 献立表やお便り等で、給食状況や食育について分かりやすく伝えている。

よい 92% まあまあよい 7%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%

6.職員の服務

問1 職員の挨拶は明るく、職務にふさわしい身なり、節度ある行動・態度が取れている

よい 93% まあまあよい 6%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%


7.情報管理・発信

問1 園だより・クラスだより等を通じ、園や子どもの情報をわかりやすく伝えている。

よい 84% まあまあよい 13%

少し不十分

2% 不十分 0% 無答 1%

問2 園は、個人情報保護に努めている。

よい 90% まあまあよい 9%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%

8.家庭・地域

問1 保護者の意見や相談等聞きやすい体制をとったり、子どもたちの育ちの姿を保護者に知らせたりしている。

よい 77% まあまあよい 20%

少し不十分

2% 不十分 0% 無答 1%


問2 地域の方や他校種の生徒との交流の場をもち、連携を図っている。

よい 76% まあまあよい 22%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 2%

9.子育て支援

問1  就園前の子どもや保護者が参加しやすい取り組みをしている。

よい 67% まあまあよい 23%

少し不十分

3% 不十分 1% 無答 6%


10.認定子ども園

問1 就学前まで一貫して教育・保育を受けられることは良いことだと思う。

よい 93% まあまあよい 6%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%

問2 子どもは、子ども園に行くことを楽しみにしている。

よい 85% まあまあよい 14%

少し不十分

0% 不十分 0% 無答 1%

 

《まとめ》

 今年度も全ての項目で、「よい」「まあまあよい」を合わせて90%以上のプラス評価をいただきました。本園の教育・保育活動にご理解・ご協力をいただいていますことに改めて感謝申し上げます。


 挨拶に関しましては、保育者自ら明るい元気な挨拶をするように心掛けてきましたが、よい評価をいただき、うれしく思います。今後も職員が子どもたちの手本となるようにし、保護者の皆様と共に子どもたちに挨拶の大切さや身近な人への感謝の心を育てていきたいと思います。


 一番評価が低かった子育て支援につきましては、園内・園外を問わず全体的に認知度が低いようですので、お便りを園内だけでなく園外にも配布するなどして広報活動も検討していきたいと思います。また、家庭との連携についても「よい」の評価が低めでした。以上児になってからの担任とのコミュニケーションの取り方が難しいと感じている方もいました。保護者の方と一緒に悩んだり成長を喜び合ったりして子どもたちを見守っていきたいと思いますので保育者側から積極的に声をかけたり、バス通園の場合は連絡帳で伝えたりしながら、そして必要なときは面談の機会を設けたりしていきたいと思います、また、保護者の方からも声をかけてもらえるような雰囲気づくりにも努力していきたいと思います。地域との交流につきましては、来年度はもう少し機会を設けることができるのではないかと思っています。ご家庭にも交流内容をお知らせし、もっと周知させていきたいと思います。


 行事につきましては、新型コロナウイルス感染症がインフルエンザと同様5類になりましたが、感染症の流行により親子遠足が中止になってしまいました。感染症の集団発生になると保護者の皆様にご迷惑をかけてしまうこともありますので、いろいろな状況を鑑みての決断でしたことをご了承ください。また、子どもたちだけで行う行事もあり、延期して他の日行うことが非常に難しい状況でもありました。おゆうぎ会のもち方につきましてもどのようなやり方で行うと保護者の皆様にゆっくりと見ていただけるのか検討し、開催していきたいと思います。

 今年度もたくさんの温かい励ましや感謝の言葉をいただき、ありがとうございました。皆様からたくさんのパワーをもらいましたので、今後も子どもたちが安全に安心して園生活を送ることができるように職員全員で子どもたちを見守っていきたいと思います。今後ともご協力よろしくお願いします。

 



令和5年度 大館八幡こども園経営反省結果

項 目 内 容 評 価
A B C D
教育・
保育
(1)教育・保育目標は、全職員で共通理解を図っていますか。 76 24 0 0
(2)子どもの実態を踏まえ、教育・保育目標の具現化に向けて努力していますか。 62 38 0 0
分掌・
体制
(1)職務内容が明確で、一つの目的を達成するためにメンバーが協力し合っていますか。 81 19 0 0
(2)職員の配置は適材適所だと思いますか。 61 33 6 0
(3)係や仕事の分担・割り当ては、適切だと思いますか。 60 37 3 0
運営 (1)各種会議を適切かつ効率的に進めていると思いますか。 74 26 0 0
(2)教職員相互がそれぞれ全体的立場を理解し、協力や助言を惜しむことなく園の運営に関わっていますか。 66 34 0 0
(3)会議の回数、時間、内容は適切だと思いますか。 54 40 6 0
行事 (1)行事の種類や実施回数、日程は、適切だと思いますか。 67 33 0 0
(2)行事のねらいを計画や実施に十分に生かしていますか。 75 25 0 0
(3)乳幼児の活動範囲を明確にし、自主的・実践的な活動にしていますか。 72 28 0 0
(4)計画・実施・評価・改善の体制をとっていますか。(PDCA) 58 39 3 0
(5)運動会・おゆうぎ会・遠足等の時期、内容は、適切であったと思いますか。 72 28 0 0
(6)職員間で連携し、行事に取り組んでいますか。 83 17 0 0
学年経営 (1)各年齢ごとの年間目標は、園の教育・保育目標や教育・保育の基本方針に基づいて設定していますか。 85 15 0 0
(2)教育・保育課程及び年間指導計画は、園児の実態に即して見直しをしていますか。 82 18 0 0
(3)教育・保育課程のねらいや内容及び年間指導計画の各期のねらいや内容、月案・週案・日案のねらいは、教育・保育目標にせまるために適切に設定していますか。 85 15 0 0
(4)同年齢及び異年齢間の効果的な活動の充実を図っていますか。 53 44 3 0
(5)遊びを通して子どもたちの思いに沿った指導、環境の構成を常に工夫していますか。 65 35 0 0
(6)学年またはクラスの先生たちと常に話し合い、協力し合って教育・保育を進めていますか。 91 9 0 0
(7)日々の記録や話合いなどを通して指導の改善に努めていますか。 82 18 0 0
(8)学年またはクラス内で分担した役割や制作物などに進んで取り組み、適切に活用していますか。 88 12 0 0
(9)書類等の提出期限は守られていますか。
(月案、週日案、指導要録、復命書、指導案、行事案など)
88 12 0 0
(10)子どもたちの思いに寄り添い、温かい雰囲気や言葉遣いで子どもたちに接していますか。 65 35 0 0
食育・アレルギー対応 (1)食育の重要性を理解し、季節や年齢に応じた食育計画を立て、適切に実施していますか。 77 23 0 0
(2)衛生面に気を付けたり異物混入を防いだりするために、手洗いの徹底や消毒、手袋・マスクの着用、配膳の際の身なり(保育者及び子ども)等に気を付けていますか。 85 15 0 0
(3)栄養士・調理員・保育教諭等が連携し、給食会議等で意見を交わしながら、より良い給食になるように努めていますか。 85 12 3 0
(4)アレルギー疾患等をもつ園児に対し、主治医からの指示を得て、適切な対応を行っていますか。 90 10 0 0
(5)アレルギー食の間違いがないように個別のプレートやトレーなどで分け、調理員同士や保育教諭と確認し合っていますか。 90 10 0 0
(6)できるだけ、地元の食材や旬の食材を取り入れ、様々な食材を味わえるようにしていますか。 85 15 0 0
(7)調理室内の衛生面に配慮し、室内の清掃をしたり、手洗いの徹底や消毒等を十分行っていますか。 93 7 0 0
(8)異物混入を防ぐために服装に気を付けたり、調理手順等の工夫をしたりしていますか。 93 7 0 0
特別支援 (1)特別な支援を必要とする園児について、教職員全員で共通理解を図り、支援体制を整えていますか。 68 32 0 0
(2)特別な支援を必要とする園児について医療、福祉など関係機関との連携が適切に図られていますか。 71 29 0 0
(3)特別な支援を必要とする園児について、発達理解を深めるために研修会に参加したり、園内研修を行ったりしていますか。 68 32 0 0
保健・
安全指導
(1)健康・安全な生活に必要な習慣や態度育成のため、家庭への啓発を行っていますか。(連絡帳、おたより、面談など) 88 12 0 0
(2)園内で流行している感染症や病気や予防のための情報を家庭に連絡し、啓蒙を図っていますか。(おたより、掲示板など) 88 12 0 0
(3)保育室の換気や温度・湿度に気を付けて保育していますか。 79 21 0 0
(4)衛生面に配慮し、室内の清掃をしたり、必要に応じて消毒をしたりしていますか。 85 15 0 0
(5)安全・保健指導を計画に基づいて子どもたちに指導していますか。 74 26 0 0
(6)園舎・園庭の施設・設備の安全点検を毎月行い、不具合の箇所は必要な対策をとっていますか。 76 24 0 0
(7)事故防止のための「ヒヤリハット」やけがなどの情報「事故報告書」を職員間で共有していますか。 74 26 0 0
(8)避難訓練(不審者対応を含む)を適切に実施し、反省を次に生かしていますか。 82 18 0 0
(9)園児の健康・安全確保のため、家庭・地域社会・関係機関と連携を図っていますか。 71 29 0 0
園内研究・研修 (1)研究主題は、教育・保育目標の具現化につながるものになっていますか。 76 24 0 0
(2)園内研修の計画・運営は、適切だと思いますか。 82 15 3 0
(3)研究・研修の成果を日常の教育・保育に生かし、子どもの育ちに反映させていますか。 74 26 0 0
(4)研究・研修の実践による園児理解が深まりを見せていますか。 76 24 0 0
園外研究・研修 (1)各種研究会、研修会、講習会への参加体制の充実を図っていますか。 76 24 0 0
(2)各種研究会、研修会、講習会での内容を園内に還元していますか。 62 29 9 0
情報に ついて (1)園児や保護者に関する個人情報を適正に取り扱っていますか。 85 15 0 0
(2)公文書収受、発送、処理を適切に行っていますか。 82 15 0 3
(3)園情報や個人情報が漏れないように各学年のUSBを使用するなどして適切に取り扱っていますか。 85 12 3 0
施設・
設備
(1)遊具・用具・教材等を活用しやすいように整理・保管していますか。 74 18 8 0
出納・
経理
(1)各種会計を適正かつ適切に処理していますか。 81 13 0 6
幼小連携 (1)小学校との年間交流計画は、教育・保育目標や課題に沿ったものになっていますか。 71 26 0 3
(2)指導者同士が打ち合わせや事前研修・合同研修を行い、互いの教育に対しての理解を深め、援助について共通理解を図っていますか。 79 18 0 3
(3)参観や指導に参加するなどして、小学校の教育の理解に努めていますか。 82 15 0 3
(4)互いの情報を交換し、それを教育・保育や交流活動に生かしていますか。 70 24 3 3
(5)連携の内容を園の職員や保護者に発信していますか。 82 15 3 0

家庭・
地域社会との連携

(1)園児の興味や関心に基づいて地域社会・他校種の生徒と交流していますか。(中学校英語部・子どもハローワークなど) 71 26 0 3
(2)地域の行事に積極的に参加し、地域の文化や生活に触れていますか。(八幡神社祭典・節分など) 79 18 0 3
(3)近隣町内・高校との合同避難訓練、文化財防火デー(地域の方々・消防署)での合同避難訓練は、連携を図りながら行われていますか。 82 15 0 3
(4)各種行事に保護者・地域の方を招待するなどして交流を図っていますか。 70 24 3 3
(5)子どもの様子を連絡帳・お便り・電話などで知らせ、家庭との連絡を密に行っていますか。 82 15 3 0
子育て
支援
(1)はちまんキッズを計画的に行っていますか。 76 18 0 6
(2)前年度の反省を基に「はちまんキッズ」の内容の充実が図られていますか。 66 25 0 9
(3)教職員による育児にかかわる「子育て相談」は、充実していますか。(キッズ担当者、栄養士等) 59 28 0 13
(4)未就園の親子が一緒に遊ぶことができるような場の設定を行っていますか。 74 20 0 6
(5)医療機関、児童相談所等の専門機関と連携を図り、保護者にとって必要な情報を提供していますか。 61 30 0 9
(6)お便り等を通して、キッズの内容や子育て情報を知らせるなどして職員や保護者に内容を周知させていますか。 61 33 0 6
情報
発信
(1)園だより・学年だより、ホームページ等で園の情報を発信していますか。 71 20 0 9

令和5年度 園の重点事項

@進んで行う明るく元気な挨拶
A好きな遊びを楽しめる環境づくり
B子どもや保護者との信頼関係の構築


【成果】

@進んで行う明るく元気な挨拶


・挨拶するときの表情、声のトーンや大きさ、目線を合わせるなど細かなことに気を配って、気持ちよく挨拶できる雰囲気をつくるように心掛けてきた。
・園生活を過ごす中でその都度必要な挨拶を繰り返し伝え実践してきたことで、自然に身に付き挨拶を交わしている。発語の無い子も簡単なしぐさや喃語で表している。
高月齢児の子が自分から挨拶をする姿があり、それが低月齢児に刺激になった。
・笑顔で明るく挨拶をする心掛けが保護者にも伝わってよかった。
・子どもと一緒に挨拶をすることで身に付くことができた。(いただきます、ごちそうさま)
・進んで挨拶や声がけ(ありがとう、ごめんねなど)をすることで、子どもたちからも挨拶を聞くことができた。
・登園時に子どもにも保護者にも明るく挨拶することで、初めは恥ずかしがっていた子も少しずつ子どもたちの方から挨拶を返してくれるようになった。
・生活の中で、いろいろな人に支えられて生活していることを伝えるため、何かをしてもらったら、「ありがとう」と伝えるように話してきた。掃除の先生、バスのおじさんたちの仕事内容を子どもたちに伝えていくことで、子どもたちに感謝の気持ちを自然と芽生えるようにした。
・保育者から保護者の方へ明るく挨拶をすることができた。
・職員間でも挨拶を行ったり、保育者から子どもたちへ挨拶をしたりすることで、子どもたちへ挨拶の大切さや気持ちよさを知らせていくことができた。子どもたちも他学年の先生や地域の方など自分から積極的に挨拶する姿が見られた。
・保育者が率先して挨拶することで、できる子は自発的にできるようになった。

 

A好きな遊びを楽しめる環境づくり

・戸外遊びする機会が少なくて残念だったが、ホールでジャンプしたり、追いかけっこをしたりと保育者も一緒に体を動かして、発散して遊ぶことができた。
・子どもの発達、遊びの様子など、常に声をかけあって保育者間で共通理解するように努めてきた。また、一人一人に寄り添う保育を心掛け、その子らしさを失わないようにし、のびのび過ごせるように気を付けてきたことで、個性溢れる子どもたちになってきたと思う。
・探索の盛んな年齢で、うろうろしながら危険な所に入ろうとする姿もあり、それに対応しマークを利用し安全安心に遊べるようにしてきた。
・子どもの姿から遊びの環境づくりをし、それぞれが気に入った場を見付けられるよう工夫したことでのびのびと遊ぶ姿が見られた。
・行事を年齢に合わせ工夫し保育に取り入れたことで、子どもたちも楽しむことができた。
・子どもたちがしたい遊びを楽しめるように、保育者間で話し合い環境構成を考え、関わることができた。
・気に入った遊び、集中できる遊びを見付けられた時は、保育者間で共通理解し、玩具数を増やしたり、遊びのスペースを広げたりすることで、集中しじっくり遊べるようになった。
・体を動かして遊ぶことが好きな子が多く、戸外遊びや大ホールでの活動をたくさん取り入れ、保育者も一緒に楽しむことができた。
・保育室内や話を聞く場面で走り回る子がいることで、つられて走り回る子が多かった。保育者間で連携し、走る場所と座って話を聞く時を徹底し、約束事を確認していくことで進級当初より落ち着いて過ごす姿が見られている。
・他児との遊びの中でのトラブル時には、してはいけないことを伝えることを大事にし、場を変えて一対一で話すように心掛けることができた。
・子どもを注意する時に感情的になりがちだが、場所や言葉、対応を心掛けることができた。
・子どもの興味や関心を探り、それをヒントにいろいろな物を子どもたちの目の前で作り、遊びに必要なものを用意していくことで、じっくりと繰り返し遊ぶことを楽しんでいた。
・遊ぶ際の約束事や玩具のルールを全体で確認し、統一することで子どもたちから守ろうと気を付けたり、友達の気になる姿を保育者に知らせに来たりするようになった。
・子どもたちが興味をもった遊びを保育者間で共通理解し、保育者も一緒に遊ぶことで、子どもたちの遊びのイメージが広がり、友達同士の関りや遊びの広がりに繋がった。
・保育室で走ってしまう子もいたが、塗り絵やカードゲームなど座って落ち着いて遊ぶことができる遊びを充実させる環境づくりをすることで、安全に遊びを楽しむことができた。また、子どもたち同士で、座って遊ぶように声をかけ合う姿も見られている。
・子どもの興味・関心に合わせて必要な物を子どもたちと一緒に考えたり場を工夫したりしてきたことで、好きな遊びを通して友達関係が広がり関わりも深まり遊びの充実を図ることができた。

 

B子どもや保護者との信頼関係の構築

・担当関係なく、クラス担任全員で、すべての子、保護者とコミュニケーションをとることを大切にしてきたことで、担当保育者以外でも保護者と話しやすい環境をつくれたと思う。また、保護者から相談を受けた時には、必要に応じて主任、副園長などにも相談しながらやりとりし、丁寧に対応するよう心掛けてきた。
・学年の子に関して情報共有することで、保護者にも園での様子を伝えることができた。
・子どもの様子を伝え合うことで信頼関係が構築された。
・担当保育者以外でも対応できるように、保育者間での連携を心掛けることができた。
・保護者との信頼関係を築けるように、積極的に子どもの様子や成長した姿を伝えるように心掛けてきた。
・保護者の心配ごとに耳を傾け、相談にのることで信頼関係が築けた。
・面談に特別支援コーディネーターが入ることで心強く、子育てのアドバイスや大館市の取り組みの話などを話題にすることができてよかった。
・連絡帳を書く時間がなかなかもてなかったため、送迎時にその日の子どもの様子(良いところ、苦手なところも含めて) 保護者に伝えるようにしてきた。不安を感じている保護者にはそれが安心につながったようだ。信頼関係を築け、相談しやすい環境ができたと思う。
・子どもの大変さに共感するだけでなく、大変さを共有し、この方法だと話が入りやすい、家ではどうか?とお互いの関わり方を伝え合うことで、一緒に育てていきましょうという気持ちで保育できたように思う。 
・職員間でも共通理解を図り、子どもたちの家庭環境や個々の育ちに応じた関わりを心掛けるようにした。また、一緒に遊んだり、積極的に話をしたりすることで信頼関係を深めることができた。
・保育士も保育補助も子どもたちの成長をみんなで見守り、褒めていくことで、子ども自身の意欲や自己肯定感を向上させていくことへ繋がった。
・保護者からの要望、要求に、副園長先生や主任の先生と情報を共有したことで話合いの場を設け対応していただくことができた。
・日々の様子を連絡帳や送迎時に伝えたり何気ない会話を心掛けたりしてきたことで信頼関係を深めることができた。

 

【課題】

@進んで行う明るく元気な挨拶

・子どもたちの発語が盛んになってくると、保育者の言葉を真似して発することが多いことから、保育者の言葉遣いや態度をさらに気を付けていかなければならないと実感している。(何気ない一言、仕草など。)
・言葉が未発達な年齢なので、どうしても手が出てしまうことが多く、そういうトラブルやアクシデントに保育者もつい大声を出してしまうことが多かった。落ち着いて対処し言葉の使い方に気を付けたい。
・保護者に対して、特に朝など子どもの見本となるよう保護者自身が挨拶できるよう働きかけていきたい。
・お便り等でも子どもたちの挨拶をしている様子を伝えながら、家庭に啓蒙していくことも必要だった。
・挨拶はコミュニケーションにも繋がるため、今後も継続していきたい。
・身近な人への挨拶を積極的に行う姿は見られたが、生活の中でのささいなことに感謝する気持ちがみられず、保育者から率先して「ありがとう」という言葉を伝えていくことが大切だと感じた。
・恥ずかしさがありできなかったり、促されないとしなかったりして自発的にはできない子もおり、挨拶の習慣が身に付き自然とはできなかった。
・いろいろな活動や保育者の話の中で自分たちのために関わってくれていることを伝えてきたが、感謝の気持ちをもっているかはわからない…日々の中でも“ありがとう”はあまり聞かれない。

 

A好きな遊びを楽しめる環境づくり

・保育者や玩具を独占したい子、情緒の不安定な子がいる時に場を分けるなどの工夫をもう少しできたらよかった。
・月齢の差を理解して遊びを考えてきたが、高月齢児が主になることもあった。状況に応じて遊び方、場を分ける等、もう少し考慮しても良かったと思うが、保育者の人数にも限りがあるため、できる時とできない時がある。
・月齢の幅が大きいので、それぞれに合わせた環境つくりが合同保育の中では特に重要になり、一人一人が自分の遊びに落ち着いて取り組める環境の工夫を考えていきたい。
・保育以外の仕事で時間に追われ、気持ちに余裕がなくなり声が大きくなることがあった。
・子ども同士のトラブルの解決方法、思いが通らないと物を投げるなどの行動があり、けがが心配である。
・子どもの興味や関心を読み取り、環境を整えていく大切さが分かったため、今後も継続していきたい。
・遊び方や片付け方、始末の仕方など、遊ぶ前の約束事の確認はやはり大切。今後も継続していきたい。
・今年度は熊の出没や雪不足で十分に戸外で体を動かして遊ぶ機会が少なかったため、来年度は積極的に戸外に出て体を動かして楽しめるようにしたい。
・戸外に出られないときは、大ホールで体を動かし遊ぶようにしたが、かけっこ、鬼ごっこなどが怪我につながるような遊びになることもあった。思い切り体を動かして遊べるような環境や遊びの工夫が必要だと感じた。
・遊びの中で子どもたちが壊れた玩具を保育者に持ってくることが何度かあった。遊んでいる時に子供が発見するのではなく、玩具の安全点検をしっかり行い、安全に遊ぶことができるよう心掛けていきたい。
・幼体やルールの確認をその都度行いその時は分かっているが、遊びに夢中なったりトラブルになったりすると守れず、危ない場面が多かった。

 

B子どもや保護者との信頼関係の構築

・親子の触れ合いの大切さの伝え方が難しい。触れ合い方、関わり方の伝え方。(子との遊び方、声のかけ方、見守り方、
叱り方等知らない親がいる。)
・未満児も面談の時間があっても良いかなと思う。子どもや他の親を気にせずゆっくり家庭の様子を聞いたり、園の姿を伝えたりする時間があればいいなと思う。
・保育の中で送迎時にその日の出来事を保護者に伝えているが、他児を見届けすることがおろそかになりがちなので、気を付けたい。
・伝え方の難しさを感じる。保護者の受け取り方がこちらの思いと違う時がある。
・子どもたち同士のトラブルで、双方の保護者に状況を説明し、けがをさせてしまった保護者が謝罪することができるように伝えてきた。けがをさせてしまったことで双方の保護者に伝えるようにしているが、会うことができない保護者からの謝罪についてどうしたらよいのか考えさせられる。
・本児の困り感を保護者に伝える時に、良い姿を伝えたり間隔をあけて伝えたりするようにして心掛けてきたが、保護者にとっては受け入れることができない時の対応が難しい。
・アレルギー児へ事前に謝罪をしてプレゼントを渡したが、配慮に欠けていた。
・トイレトレーニングの仕方、叱り方など親育ての関わり方が課題。
・進級時は、環境の変化や担任が変わることで子どもも保護者も不安を感じやすいため、特に会話する機会を増やし、信頼関係を築くことに努めたい。
・フリー保育士として、保護者とどの程度まで関わっていったらよいのか考えてしまい、遠慮してしまったところがある。担任と子どもについてのことはしっかりと話し合い、共有していたため、今後は、もっと積極的に保護者とコミュニケーションをとっていきたい。
・保育者間で子どもたちの体調など必要な情報を共有することはできていたが、些細なことが伝わっていないことがあり、保護者へ伝え忘れたことがあった。
・登降園時に都合やタイミングが合わず会えない保護者がいるため、連携をとることができる保護者とできない保護者で偏りができてしまった。連絡帳で積極的に連携を図っていかなくてはならないと反省した。
・気になる子の保護者へ伝えるが、伝わらないことも多く関係を崩さずに伝えることの難しさを感じた。

 

令和6年度の園の重点事項

園としての重点事項

@進んで行う明るく元気な挨拶
A好きな遊びを楽しめる環境づくり
B子どもや保護者との信頼関係の構築

【具体的な取り組み】


@進んで行う明るく元気な挨拶


・保育者から率先して子どもや保護者に笑顔で明るい挨拶を行う。また、職員間でも挨拶を行い、手本となるようにする。
・子どもの見本となるような言葉遣い、態度に心掛ける。
・身近な人と接する中で感謝の気持ちをもつようにし、感謝を伝える気持ちよさや挨拶の大切さを知らせていく。 (保育者、バスのおじさん、用務員、調理員、事務員等)
・挨拶は園と家庭との連携で培われていくことを家庭に啓蒙していく。
 
A好きな遊びを楽しめる環境づくり

・子ども一人一人が興味・関心をもった遊びを保育者間で共通理解し、安心して遊べるよう環境構成に心掛ける。
・保育者間で連携を図り、安心・安全に好きな遊びを楽しめるようにする。 (場の確保、事前の安全点検、保育者の位置、整理整頓等)
・遊び場に応じた約束事を確認し、子ども自身も安全な遊び方を考えながら遊べるようにする。
・子どもの人権を守り、安心・安全な環境の中で過ごせるようにする。

B子どもや保護者との信頼関係の構築

・保育をする上での必要な情報を共有し、保育者間・職員間の連携を図る。
・すべての職員が子どもに寄り添い、見守り、子どもの良い点、成長した点を認めていく。
・保育者から保護者に積極的に声をかけ、子どもの日々の様子を伝えながら信頼関係を築いていく。
・子どもの成長のために、その年齢にあった家庭での過ごし方や子どもと触れ合うことの重要さを保護者に伝えていく。
・保護者に寄り添い、保護者からの相談には耳を傾け、必要に応じて時間と場を設ける。また、必要に応じて担任の他に園長・副園長や主任、専門担当者のいずれかが同席する。

 

令和5年度 学校関係者評価


【講 評】

園経営反省結果から


・こども園に入園するのは、親元を離れて子どもたちが初めて「社会」を体験する事だと思います(何歳の入園であっても)。先生たちの意見にも「三つ子の魂百までも」とありましたが、全くその通りだと思います。子どもたちの「人格形成」にまで関わることであると考えられます。
先生たちが毎日一生懸命に取り組んでいる姿が想像され、大変ありがたく尊敬の念をいだきました。但し、先生たちの評価については、A評価が60点台、50点台に留まっている点が散見されます。これらは令和6年度により改善されることを願っております。特に先生たちの共通理解や情報共有は大変大事で必須事項でしょう。
・「特別支援」の頁で、気になる子(手のかかる子)について「大変なのはその子自身なのだ」という意識を再確認したいとの表現がありましたが、まさに正確を得た考えであり、この様な視座は重要です。私の経験からもこういう子どもこそ先生たち自身が自らを高める絶好の機会だと捉えるべきだと思います。これと同じ事は「園内研究・研修」の頁でも「何でもできる子、トラブルのない子、甘えやわがままを言わない子が良い子、目指す子になっていないか」と感じることがあると吐露しています。多様性を認め合う今の時代、寛容な事と思います。
・最後の頁に令和5年度の園の重点事項「挨拶」「子どもたちの環境づくり」「子どもや保護者との信頼関係の構築」の三点が掲げられていますが、これらは実に大事なことであり、令和6年度の重要事項にも継続されている通り、先生たちの目指すべき目標として努力されることを願っております。
個々の子どもたちの良い面を見付けて褒めてあげるのは、子どもたちはもちろん親御さんも嬉しいことでしょう。特に挨拶は人と人をつなぐ重要なコミュニケーションツールであり、それを子どもたちだけでなく保護者の皆さんにも明るい笑顔でされていることは、すばらしいことです。今後とも積極的に行うことを願っております。
・電話での対応、迎えに行っても気持ちの良い笑顔、挨拶は本当に安心させられます。連絡帳でもその日の子どもたちのあったことや気になること、わかりやすく具体的に記載していただき自分たちと先生との信頼関係やお互いの共通認識の良いツールの一つであると感じています。迎えの際も必ずひと言その日にあったこと、先生との会話の内容、子どもたち同士の出来事を分かりやすく伝えていただき、自宅でも会話の中心となることがあります。改めて本当に一人一人を親身になって対応してくれていると感じています。
また、ここ数年は新型コロナの感染症もあり、一日一日気を遣っていたと思います。その中でも前向きに、試行錯誤し新しいスタイルで、いろんなイベントを企画していただいたことは、今後子どもたちの成長の糧になると思っています。
・令和6年度の重点目標に関して「@進んで明るく元気な挨拶」「A好きな遊びを楽しめる環境づくり」「B子どもや保護者との信頼関係の構築」とありますが、こちらについても今年度も十分に感じています。引き続き子どもたちをよろしくお願いします。
・0歳児から5歳児までの役割分担や遊びのバリエーション、その子にあったこと、好きなことなど自主性を尊重していることも感じています。今後ともよろしくお願いします。
今年度も子どもたちの保育につきまして、大きなトラブルもなく日々成長を感じております。本当にありがとうございました。

保護者アンケート結果から


・保護者アンケートについては、保護者の皆さんの評価は、全般的に「よい」の評価が高くなっており、大変結構だと思われます。全般的に見て本来家庭で行うべき「基本的な生活習慣」「社会生活上のルール」等を身に付けることなどを先生たちが指導してくれており、その成果をそれぞれ子どもたちが保護者に披露したり、頭で話してくれたりするなど子どもたちの成長を親御さん自身が実感して感謝してくれている事はすばらしいことです。更に「八幡こども園」に入れて良かったという保護者の言葉は嬉しい事であり、先生たちへのエールだと思います 。

 








 
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